活動報告Activity Reports

この活動報告は、受講された企業様より頂戴したご意見を掲載しております。

トヨタ車体株式会社 様受講:ERT体験コース

講習を終えて (ERTトレーニングセンター事務局より)

このたびは、ERT体験コースに関する貴重なご意見を誠にありがとうございます。
実践的な災害心理や基礎的な応急処置、搬送技術の重要性を強調いただき、非常に参考になりました。
また、社内での広範な展開と、100人を超える参加者を通じたご尽力に深く感謝申し上げます。
カリキュラムの再構成やグループ全体での受講機会の増加についての考えも、組織全体の防災能力向上に繋がる重要な視点として受け止め、さらなる強靭化に向けたプログラム改善に努めてまいります。

ERT-TC事務局 一同

  • 1.お客様の事業に付随する課題

    現在,震災BCMに重点を置いているが,夜間・休日に発災した場合,その時その場にいる人だけで急性期のドタバタした状態を乗り切れるのか.マニュアルや手順書に頼ったり,その場で調べているようでは手遅れで乗り切ることができない.自らが置かれたシチュエーションにおいて臨機応変に即断即決してより相応しい行動が選択できるか,本当に難しいと思っている.

  • 2.ERT体験コースを受講されたきっかけ

    会議室で行なうシミュレーション訓練に加え.よりリアルに知識やスキルが身に付けられるものを探していた際にある方から紹介されたのがキッカケ.
    自分自身が体験してみて,新たな知見が得られ実際に役立ちそうだと思ったため,何とか社内にも広く伝えたいと思って現在に至り,参加者は延べ100人を超えるまでになった.

  • 3.ERT体験コースに参加して感じた事

    どうしても総合演習が目立ってしまうが,災害心理や基礎的な応急処置,搬送などの実技こそ実戦で必要になる重要な知識,スキルだと思っている.自衛消防隊の教育にも取り入れ,イザという時に行動できる人材の育成に役立てたい.
    また総合演習についても要救助者を体験できるのは重要なポイントで,救える可能性がある生命があるなら何とかして救ってあげたいというモチベーションに繋がると考えている.

  • 4.今後の企業防災への取り組み

    座学と実習の部分を切り分け,自衛消防隊での役割に応じて再構成したカリキュラム作成と,それを修了した人を対象にした総合演習実施というような受講しやすさにも配慮したプログラムとして一部の内製化を進めたい.
    更にはグループ各社でも受講できる機会を設けるような仕掛けをして,グループとしての受講機会増,強靭化を目指していきたいと考え働きかけも始めている.

TOP